ハリー英王子とメガン妃、イギリスに帰国へ

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ダニエラ・レルフ王室担当上級編集委員、オリヴィア・アイルランド記者
イギリス王室のサセックス公ハリー王子と妻のメガン妃が、生活拠点をイギリスに戻すことを計画していることが、BBCニュースが入手した情報で明らかになった。
この件を最初に報じた19日付の英紙デイリー・テレグラフとサンは、サセックス公爵夫妻が今月末にも、アメリカから、ロンドン郊外の王室とは関係のない私邸に引っ越す予定だと伝えた。
夫妻の子供であるアーチー王子(7)とリリベット王女(5)は、9月からイギリスの学校で学ぶ予定だ。
チャールズ英国王は、16日にこの件を知らされたという。ハリー王子とメガン妃が王室の公務に復帰する計画は、今のところない。
サセックス公爵夫妻とその子供たちは今年7月、チャールズ国王が所有する邸宅ハイグローブを訪問した。しかし、その時には移住については話し合われなかったとみられる。
BBCが入手した情報によると、国王は先週末までこの件を知らなかった。現在は、サセックス公爵一家とより個人的な形で交流できる機会を歓迎しているという。
ハリー王子とメガン妃の公式な地位に変更はなく、2人は引き続きプライベートな個人として扱われる見込みだ。
ハリー王子の兄であるウィリアム皇太子と妻キャサリン妃にも、2人の計画は伝えられている。
サセックス公爵夫妻は2020年初頭に王室の公務から退き、イギリスを離れ、同年3月に米カリフォルニアに移住した。
それ以来、英王室内では緊張が生じていたが、ハリー王子と家族が7月に国王夫妻を訪問したことが重要な転機となった。
英王室のバッキンガム宮殿は、グロスターシャーにある国王の私邸で行われたこのときの会合を「私的な家族の行事」と表現した。
国王がサセックス公爵家の孫たちに直接会うのは、4年以上ぶりのことだった。
ハリー王子とメガン妃が共にイギリスを訪れたのは、2022年に故エリザベス女王の葬儀に参列して以来のことだった。

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サセックス公爵夫妻の警備は、長らく緊張の種となっている。7月の訪問では、ハリー王子が警察による警護を要請したものの却下されたため、訪問が再検討された経緯がある。
ハリー王子は、王室の公務から退き、メガン妃と共にアメリカに移住した後、イギリスでの自身の警備レベルが引き下げられた決定を覆そうとしていた。昨年には、自身と家族がイギリス滞在中に受ける権利のある警備レベルをめぐる訴訟で敗訴した。
サセックス公爵夫妻の帰国予定が発表された後、英内務省の報道官は、王室の警備に関する決定は王族・要人警備執行委員会(RAVEC)によって行わるもので、政府の警備体制は「厳格かつ適切なもの」だと述べた。
ハリー王子は以前、安全上の懸念からイギリスに来ること、そして妻と子供たちを連れて来ることを断念したと述べている。
7月の訪問中、ハリー王子は自身が立ち上げた傷病兵の国際スポーツイベント「インヴィクタス・ゲームズ」に参加した。来年は英バーミンガムで開催される予定だ。
インヴィクタス・ゲームズ財団の最高プログラム・戦略責任者であるデイヴィッド・ワイズマン氏はBBCに対し、ハリー王子が来年、バーミンガムで開催されるイベントに間に合うようにイギリスに戻ってくることは「素晴らしいニュースだ」と語った。
「彼がこの国に戻ってきてくれるのは本当にうれしい。引っ越しは誰にとってもストレスのかかることなので、すべてがうまくいき、子供たちが学校にすぐになじめることを願っている」と、ワイズマン氏は付け加えた。
しかしこの訪問は、ハリー王子が英紙デイリー・メールとメール・オン・サンデーの発行元であるアソシエイテッド・ニュースペーパーズを相手取って起こしたプライバシー侵害訴訟で、高等法院で敗訴したことで影を潜めてしまった。
ハリー王子をはじめとする著名人は、アソシエイテッド・ニュースペーパーズが記事の情報収集に違法な手段を用いたと主張したが、同社はこれらの疑惑を強く否定した。
王子は、メガン妃との関係に対するマスコミの干渉について不満を述べており、今年1月には法廷で「彼らは私の妻の人生を全く惨めなものにした」と語っていた。















